
バンダイナムコ、日本サーバー終了に伴い『ブループロトコル』の全世界展開を中止
最終プレイヤー補償およびサービス終了詳細

バンダイナムコは、『ブループロトコル』の日本サーバーを2025年1月18日に永久閉鎖することを正式に発表した。この決定に伴い、アマゾンゲームスを通じて計画されていた全世界リリースも中止となる。バンダイナムコの声明によれば、この措置はプレイヤーの期待に応えるサービス品質を維持することが困難であると判断した結果だとしている。
開発チームは遺憾の意を表明:「慎重な検討を重ねた結果、満足いただけるサービスを継続することが現状では困難であると結論付けました」。また、全世界展開におけるアマゾンゲームスとのパートナーシップが中止となったことについても失望感を示した。
サービス終了が発表されたものの、バンダイナムコは終了日までコンコンテンンツサポートを継続することを約束している。特筆すべきは、ローズオーブの購入及び返金は中止となるが、プレイヤーには以下の補償パッケージが提供される:
- 2024年9月から2025年1月まで、月間5,000ローズオーブを配布
- デイリーボーナスとして250ローズオーブを付与
- シーズン9から開始し、残存する全てのシーズンパスを無料開放
ゲームの最終章(第7章)は2024年12月18日に実装される。

『ブループロトコル』は2023年6月に日本でサービスを開始し、当初は20万人以上の同時接続プレイヤーを集めた。しかし、サーバー不安定の問題によりローンチ時には緊急メンテナンスを要し、プレイヤーの継続率と満足度の低下傾向が始まるきっかけとなった。
2024年3月期の決算報告書で示されたように、このゲームは最終的にバンダイナムコの財務目標を達成できなかった。この業績評価が、サービス終了の決断に大きく影響した。
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